ターコイズ の基本情報

ターコイズ の鉱物説明

人類に最も古くから愛された鉱物のひとつ。ペルシアでは約6000年前から使用されており、トルコやアメリカではネイティブアメリカンの宝石として大切にされてきた。
粒子が大きいため、表面の光沢を出す為にワックスを塗布することが多い。


ターコイズは不透明の宝石であり、その独特な深い青色と黒い模様から高い人気を持つ石です。

ターコイズは数ある石の中でも人類との関係が特に古いものの一つとなっており、古代エジプトの王墓やインカ帝国の財宝などにターコイズが使用されていたということが確認されています。

その深い青色を見た人は空や海といったような大自然を想起するため、ネイティブアメリカンなどの部族はこの石を「大自然の力の象徴」や「大自然を作った天の神々の宿る石」として考える文化がありました。
またネイティブアメリカンの一部族であるナヴァホ族は雨に恵まれず、水不足に陥ってしまったというようなときにはこの石をすりつぶして粉末にし、文様を描くことで雨乞いの儀式にも用いていたと伝えられています。
こうした逸話はターコイズの別名である「スカイストーン」という名前の由来にもなっています。

世界各地でこの石は「旅人を守る石」としても考えられており、持ち主に危険が及ぶと石の色が変わったり、ヒビ割れてしまったりといったようなことによって旅人を守ってきたともされていますから、これから旅行に行くというような人や、失敗することが出来ない何かに挑む人のお守りとしてはぴったりの由来を持つ石といえるでしょう。

ターコイズ の品質について

太陽光、水は避けて下さい。