【石暦】ガーネットという1月の誕生石のお話し

お話し、というほど堅苦しいものではありませんので、ひざを崩して読んでくださいね 笑

1月生まれさんにとって、ガーネットという石は「はい!わたしの石ですよ」と思わず口にしてしまうほど、身近な石なのではないでしょうか。
自分の誕生石であるガーネットを、1月生まれさんの中には実際に持っている人もいるかもしれませんね。

目次

【ガーネットは愛の石】

ガーネットは愛の石 愛の石といわれると、少なからず「愛の願いを叶えてくれるのでは」と思いがちですね。
確かにガーネットには愛を深める力を持っているはず。

でもよく考えてみると、愛というものはとても様々だと思いませんか? 母性愛、父性愛、家族愛、隣人愛、友人愛、民族愛、地球愛・・・存在するものがある限り、それと同じくらいの「愛」があるのだと思います。

そういったそれぞれの愛に気付かせて、なおかつその愛に深みを持たせてくれる生きかたを示してくれる。
そんな手助けをしてくれるのが、ガーネットの役目なのではないかなと思います。
もちろん、友情も「愛」のひとつといえるのではないでしょうか。

応援したい友達がいるときにも、そのサポート役として贈る石としても最適かもしれません。

【誕生石にこだわらないという“テ”もあります!】

もし、誰かを心から大好きで、その人との恋愛成就を願うとしましょう。
そこには「わたしの願いを叶えたい」という自分の欲が潜んでいますね。
相手の気持ちを、こちらに向けたい願いがあります。
幸運にも、相手の人も自分に対して好意を抱いてくれていたら、おそらく無事に願いは成就するでしょう。
ハッピーエンドというわけですね!しかし、残念ながらそうはならない場合も必ずありますよね。

そんなときに、どういう感情を抱くのか、そしてどのような行動に出るのか。
そこに「愛」が見え隠れする気がします。

本来、愛には欲は潜んでいませんから、もし成就せずに悲しい気持ちに陥ったら、悲しい自分を慰めるのも愛です。
「悲しいね」と現実を自覚して、悲しみを受け入れるといいでしょう。
自分をフッた相手の幸せを願うのも愛でしょうね。
でも、自分をフッたのだから相手も不幸になっちゃえ!なんて思うのは、愛とは真逆の位置にいるといえるでしょう。
こういったさまざまなシーンが想定できる「告白前」にガーネットを身につけて過ごすのも、いいんですよ!

ガーネットは、どちらに転んでも愛ある行動と、意識を揺さぶって思い出させてくれるはずです。
1月の誕生石であるガーネットは、自分を必要としてくれる「持ち主」に対して、1月生まれであろうとなかろうと分け隔てなく力を貸してくれる愛ある石です。

【多色の魅力を持つガーネット】

多色の魅力を持つガーネット ガーネットの色は?と聞かれたら、みなさんはレッドが頭に浮かぶのではないでしょうか。
ピンポーン!正解です!でも、ガーネットはもっと沢山のカラーを持っているんですよ~。

日本ではガーネットは「ざくろ石」といわれています。
それは、ざくろの中身のように赤いことから由来されています。
この色から「血」が連想されていますが、女性の出産や生理不順や貧血といった「血」にまつわるものの守護をしてくれるとも言われています。
女性としては、なんとも心強いパワーストーンといえそうですね!

そんなレッドの印象が強いガーネットも、オレンジやグリーンやピンク、イエローなどがあり実にその数40種類以上なのだとか!

ただし、ブルーは存在しないというのだから面白いですよね。
ファッションに合わせて身につけることができるので、選ぶのも楽しいのではないでしょうか。

また、どのカラーもそれぞれに個性があって美しく、その魅力に惹かれる人が多いのもまたうなづけてしまいます。

【つれづれに想う、ガーネットのこと】

つれづれに想う、ガーネットのこと ガーネットという石は、持つ人の意識を高めてくれるだけでなく、指針のような気がします。
これはあくまでも個人的な感覚なのですけどね。

ガーネットは血の色、とよく言われますが血って命そのものだったりしませんか?
今日を楽しく、精一杯生きていくと明日に向かうわけです。
明日を迎えるとそれは「今日」になるんですけれど、その日を生きていくと確実に近づいてくるのが「死」ですよね。

わ~、このことに気付くと今日をムダに生きていくのがもったいな~い!と思いませんか?
いや、実際もったいないと思いますよ。
死へ向かうために今日という日を消費していくんです。
「いい買い物した~!」「いい食事をした~!」と思うように、「いい1日だった~!」といいながら消費したいな~って思います。

たとえフラレても、たとえ仕事で失敗しても、たとえ大切な人と喧嘩をしても。
その後の自分の過ごし方で「いい1日」を積み重ねていきたい、そんなことを思う今日もあと数時間になりますね。

ガーネットはきっと生きることや命を教えてくれそう・・・、そんな気がします。


ライター:オハナ(OHANA)