ゴールデンタイガーアイ の基本情報

ゴールデンタイガーアイ の鉱物説明

光が当たると虎の目のように光ることからこの名が付いたタイガーアイ、中でもゴールデンタイガーアイは通常の虎眼石を弱酸性の溶液に浸して色合いをより柔らかく美しく加工した処理石です。

主な産地は南アフリカ、ナミビア、西オーストラリア、中国で、特に南アフリカ産のものが有名です。
アスベストの一種であるクロシドライトが珪酸に包まれて固まったもので、元来は青い色をしています。

鉱物名は角閃石入り石英と言い、珪酸塩鉱物に分類されます。
「全てを見通す眼」として古くから珍重されてきたタイガーアイの中でも、ゴールデンタイガーアイは特に金運をもたらす石として、ヨーロッパ各国の富豪や王族にもてはやされてきました。

財産を増やしたり勝負運を上げると信じられており、身につけていると判断力が高まり、とっさの決断を迫られた時に正しい答えを得られるというので武将もゴールデンタイガーアイをお守りにしていたと言われています。

ゴールデンタイガーアイは、表面部分にまだら模様や黒っぽい結晶が入っていないものが高品質の証です。
繊維と繊維の間に黒い亀裂のようなものが不純物が入っていたり、鉄鉱石が表面に出ていると美しさが半減してしまいます。

よい品を見定めるには、表面を柔らかい布で拭いてしっかり確かめるようにしましょう。

ゴールデンタイガーアイ の品質について

基本的にどの浄化方法でも大丈夫です。