ムオニナルスタ隕石 の基本情報

ムオニナルスタ隕石 の鉱物説明

ムオニナルスタ隕石は鉄隕石の仲間で1906年にスウェーデンのノールボッテン県キルナで発見されたものです。
今まで40個ほど発見されていますが産出するのも発掘困難な地点なので流通量がとても少ないのが特徴です。
（同じく鉄隕石で有名なギベオン隕石という種類がありますが、「ムオニナルスタ隕石」とほぼ一緒で、価値としてはほぼ同じくらいだと思います。

また隕石というのは小惑星が分化して宇宙から飛来する鉱物で、「ムオニナルスタ隕石」は鉄隕石に属するためそのままでは錆が出てしまうので、パワーストーンとして身に着けるために装飾される場合は、メッキや樹脂で回りを加工して販売されているものが多いようです。
また隕石にはこのような鉄隕石のほかにも石質・石鉄質・ガラス質などがありますが、鉄隕石は主に惑星の核の部分にあたるとされ、独特の網目模様があり、この不思議な縞模様をデザインに使用した有名高級時計もあるくらい魅力のある模様です。

（地球上では構成するのが難しい金属構造から出来る模様）また、古くは信仰の対象としてお祀りされたり、金属の精錬技術がなかった時代には鉄隕石を貴重な金属として使用していたという話もあります。
宝石名は「アイアン・メテオライト（鉄質隕石）」、物質名は「天然隕石」となります。

ムオニナルスタ隕石 の品質について